が予想以上によかった。
上巻は、世界がフラットになっていると言うことを説明するために事例を個々に紹介しているのが大部分だが、結構知っている・体験していることも多い。 しかし、一部の知らない事例や、知っている事例でも読み進めながら自分の中で反芻する時間をとる、 というのでもだいぶ整理できる (後で全部読み返すのはちょっと…、なので気になる部分だけマークはしたが)。
下巻はまだ結果が出てない話が入ってきているので一般論的だけど、上巻から連続してくる危機感に押され、 なるほど、と感じる部分が多い。
#逆に、上巻で腑に落ちないところは、下巻でもやっぱり腑に落ちない。
話はアメリカが主(特に教育や福利厚生などについては)だが、さて、日本は(そしてうちの会社は)どうしよう。 そもそも日本は遅れてきたアメリカなのか、早すぎたインド・中国なのか、 そしてアウトソーシングは本当にこんなにうまく動くものなのか…。